【第一章】~売れない元ホストが経験したリアルの全て。~
【序章】自己紹介
初めまして、今回からメンズナックルホストのライター活動をさせてもらうことになった音弥(オトヤ)です。よろしくお願いします。
さて、軽く自己紹介を兼ねてプロフィールを書いておきます。本人の写真などは一切載せないのでご了承ください。そのかわりといってはなんですが、僕がホストをする中で体験したこと全て事実を包み隠さず、お伝えしたいと思います。

▼プロフィール
名前:音弥(オトヤ)
年齢:20代
趣味:音楽鑑賞(V系、ロック)、映画鑑賞、ビリヤード
ホスト歴:トータル4年位?
口癖:だるい、眠い
備考:自分が今まで見てきたホストの裏側や実態、体験談などを書いていきます。誤解のない様に言っておきますが僕は既にホストを上がっています。それ故に書けることもあると思いますので悪しからずまた、基本的には自分が出会ったホストクラブやキャストについて書いていきます。記憶から引き出して書くので多少着色がある部分もあると思いますがご理解ください。
では、早速
【第一章】ホストに対する認識の変化

僕は、某飲食店で働いていました。ですが、ある事情により僕はその職場をやめました。そして、すぐにコンビニでバイトを始めましたが、当時同じ職場で働いていた彼女が店長からセクハラを受けていたようで、そのことで店長と揉めてコンビニをやめました。
その後は、中々仕事を見つける気になれず、何の刺激もないダラダラとしたニートな日々を過ごしていました。

きっかけは突然・・・
そんな時、前勤めていた某飲食店の職場からお祭りで屋台を出すからということで、ヘルプを頼まれたので何もやることがなかった僕は、とにかくOKしました。そして、お祭りの会場に向かいました。この時ヘルプに行かなかったら、僕はホストにならなかったと思います。
それはお祭り会場に向かう途中のことでした、電車の乗換ついでにたばこを吸うため、駅の近くで灰皿を求めて近くのコンビニに行き、そこでタバコに火をつけ一服していました。
たばこを一本が吸い終わり、改めて電車に乗るために駅に向かっていると後ろから声がしました。立ち止まり振り返ると、そこには当時のださださな僕とは真逆の、超イケイケな身なりのお兄さんが声をかけてきました。
どうやら話を聞くと、ホストの勧誘だということが理解できました。「一度体験入店に来ないか?」との事でした。その時付き合っていた彼女がいたという理由で「一度相談しないとわからないです」と伝え、とりあえず連絡先だけ交換しました。でも本当は彼女が理由で返事をしなかったのではなく、この時の僕はホストというものに対してとても偏見を持っていました。
その偏見というのは誰でも業界を知らない人は持つかもしれませんが、【ホストは女の子に群がるヒモの様な情けない仕事】というイメージです。なので、最初話を聞いたときは、あまり印象は良くなかったのでやる気はさらさらありませんでした。ですがその半面、男としてというのか、人生経験として興味がないわけではなかったので、ずっとその誘いが、僕の頭の中をぐるぐるしていました。ヘルプに向かう電車の中・ヘルプから帰るマネージャーの車の中、自分の部屋に戻ってからも相当悩みました。気づいたときにはなぜか僕はホストをやりたくなっていたのです。
-- ある日 --
あれからずっと悩んだ末やってみてから決めるのは悪くないと思い僕は、ホストをはじめることの決心をしました。そしてホストをやる事を家族に話しました。妹と母親の反応は今でも鮮明に覚えていますが泣きながら懇願(こんがん)するように反対されました。まぁ、当然と言えば当然ですね。当時は、今よりも更にホストに対するイメージが悪かったですから。
だけど、人間とは不思議なもので、そこまで否定されると、逆にやってやろうとか、見返してやるという意味のわからない反抗心が芽生え、やる気がさらに大きくなりました。僕は家族の反対を押し切り、その日の終電で体験入店に向かいました。そして人生で初めてホストクラブに足を踏み入れました。
今回はここまで
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【音弥的感覚】第一章~ホストに対する認識-後編- 〜ダメホストが経験したリアルの全て。
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